舌がんステージ1の入院手術費用はいくら?
先日、舌がん手術後5年、最後のCT定期検査を無事クリアし晴れてお役御免の身となった。(ブログ8月28日付)手術前のことも少し書きました。(ブログ8月31日・9月1日付)
費用について知りたい人もいるのでは?と考え、アップすることに。手術前の検査費・入院費・退院後の通院費は、ズバリ340,990円。交通費や車で行った時の燃料費・駐車料は含まない。下表が5年間の明細です。表の水色部分は領収書原本を保険会社への保険金請求時に提出したので、健康保険組合の医療費のお知らせから金額をピックアップしたので正確な金額とは少し前後しています。
一般的に手術は医療費の一部負担が高額になります。その時には高額療養費制度を利用し「限度額適用認定証」を事前に交付してもらいます。医療費が自己負担限度額になります。詳しくは全国健康保険協会もしくは横浜市の高額医療費支給制度のホームページで確認を。
早期発見のステージ1なので、抗がん剤や放射線治療の必要がなくがん治療の割には比較的安いのではないかな。また表中の調剤薬局で処方されたリリカは神経系の薬で、俺は術後の舌痛症に困り処方してもらっていた。これが5年間で57,900円となるので純粋な検査費・入院費・退院後の通院費は283,090円です。
受取った保険金の額は?
最近テレビCMにも流れる、全国共済(都道府県民共済グループ)の基本コース(総合保障2型+入院保障2型)・医療1型特約・新三大疾病1.2型特約 月額6,200円に加入していた。若い時分にはN生命、S生命の定期付保険(50~60代の方ならご存じだと思いますが)に入っていたが、ある年齢になると月の掛け金が倍以上になるんだよね。(定期付なんて、定期預金みたいに高い金利がつくのかと思いきや年齢が定期なんだよね。詐欺みたい。いまでもそうなのかな?)それで全国共済に切り替えた。死亡保障こそ低いものの、それ以外の保証は見劣りしない。保険金の支払いはスピーディー。申請してから振り込まれるまで1週間弱だった。
支払われた保険金はズバリ1,254,500円+退院後の通院費27,500円の 合計1,282,000円です。
受取保険金1,282,000円ー医療費340,990円=941,010円のプラスだった。退院後、体が弱っている状況でこの金額は心強かった。仮に会社を辞めたとしても3~4ヶ月は暮らせる安心感!
ちなみにこのプラス94万円、娘の大学入学金と前期学費の納入で一瞬で蒸発した!(笑)
退院後に困ったこと
舌可動部を三分の一切除しているところへ、舌全体も縮こまっていたのだと思う。食べ物を咀嚼し細かくなると口腔底に食べ物がすべて落ちてしまう。舌ですくい上げようとしても舌の筋肉も弱っていたようで奥歯に食べ物を載せられない。またうまく飲み込むことがしばらく出来なかった。なくなったから気付くことで、舌が食事をするのにどれだけ大事な働きをするのかを知る。おかげさまで味覚を失うことはなく、会話も手術前と変わらない。食事中、口からこぼすことが今も少しある。
いま困っていること
いま一番困っているのが舌痛症。舌が「ヒリヒリ」「ピリピリ」と火傷したような炎症感を四六時中感じている。(寝ている時や物事に集中している時は問題ない)人に言ってもなかなか理解してもらえず、(一時的には理解してもらえるが)見た目は健康体だからそれが困りもの。それにプラス歯周病が進行してしているので、口の中が不協和音でいっぱい。以前は路線バスの運転手をしていたが長時間の拘束・残業になると集中力が持続しない。些細なことを誤解され少し困ることも。還暦を過ぎ子供も独立した。今後は妻とふたりなのでマイペースでボチボチやっていきます。
参考になったかな?
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