没後1周年に合わせた企画展をたまたま知り、森村誠一展をみに町田市民文学館ことばらんどへ。俺が中学生の時に公開された映画「人間の証明」は「母さん僕のあの帽子どうしたでしょうねえ」「読んでから見るか。見てから読むか」のキャッチコピーで大ヒット。当時本も映画もどちらも見ました。次作の「野生の証明」は翌年の公開で「お父さん、怖いよ。何か来るよ」のフレーズで薬師丸ひろ子のデビュー作、角川文庫・角川映画の絶頂期だった。森村誠一・横溝正史とあの頃、角川文庫読んだなあ。
ところで町田は二十歳の頃一度だけ来た記憶はあるものの、ほぼ初めて来た町。見学前にとりあえず食事、博多家系ラーメン松本家へ。
中学生の頃、森村誠一の「人間の証明」「野生の証明」その他数冊読むものの、その後現在までご無沙汰してしまいました。俺が会社勤めをした数年後から時代小説を発表しミステリー作家なのに?と意外さを感じたことを覚えている。晩年は認知症を発症し昨年亡くなったとニュースで知った。本日を機会に作品を読み返してみよっと。
森村誠一展を退出後、町田市立国際版画美術館の案内板を見つけ寄ってみることに。芹ヶ谷公園の一角にあるみたい。
残念ながら国際版画美術館は電気設備工事のため一時休館中だった。かなり崖下にあるので帰りの登り階段がきつい。
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