伊豆市土肥にある観光施設「土肥金山」の目玉となっている「世界最大250キロの巨大金塊」と「12.5キロの金塊」の展示が7月末で終了とテレビで知り、やって来ました。巨大金塊を触ることが出来るラストチャンス!展示終了の背景として「昨今の物価・人件費の上昇、金価格高騰の影響で管理コストが急激に膨らみ、維持管理が困難」になったので。それに昨今、人目も憚らない強盗事件もあり物騒この上ないからな。
そもそも土肥金山なんてまったく知らなかった(推定産出量:金40トン、銀400トン)。日本一の佐渡金山(推定産出量:金78トン、銀2,330トン)に次ぐ産出量2番目の金山で、昭和40年に鉱量枯渇で閉山し現在は観光施設として一般観光客に公開している。







腹が減ったので、まず腹ごしらえ。御食事処「葵」へ。徳川幕府直轄領だったようで葵の三つ葉紋が使われている。




「とび魚天丼」を妻は「伊豆鹿カツ定食」をオーダー。とび魚はサクサクふわふわで旨かった!



食事処へ上がる階段脇に展示されている金箔250g。キラキラに光るカツオ節みたい。



チケットを購入していざ入場。入場料(坑内めぐり&黄金館)1,200円・砂金採り体験料金1,000円。入場料&砂金採り体験セットチケット1,800円。砂金採り体験はしませんでした。




説明板によると土肥金山は足利幕府が直轄で金を掘ったのが始まり。徳川家康が金山開発に力を注ぎ慶長18年(1613年)隆盛を極める。寛永年(1625年)に休山。明治39年(1906年)外国人技師を招へい深鉱を行い成功。大正6年(1917年)土肥金山株式会社設立。昭和17年(1942年)社名変更 土肥鉱業株式会社。昭和40年(1965年)閉山。昭和47年(1972年)社名変更 土肥マリン観光株式会社、観光坑道として整備し一般観光客に公開。



この日は非常に暑く32℃はあったのではないかな?坑道に入ると風通しがよくたいへん涼しい。シャツが汗で濡れていて、しばらくここにいると寒くなるくらい。



山神社(さんじんじゃ) 坑内の出入には必ず礼拝し作業の安全と黄金の事を祈るのがしきたりでした。


人形があって当時の作業がイメージできる。この手繰り水替は、切羽(坑内採掘現場)が深くなると地下水が湧出するので排水するのに昼夜を問わず、多数の人足が休むことなく働いた。


山留は留木(坑木)を使って落盤・落石を防ぐため坑道を普請する作業。

送風 酸欠防止で空気を送り入れ替える。

切羽 江戸時代、坑内採掘現場では女性も坑内で働くことが多く、なかには夫婦で男は金堀り、女は運搬の仕事をした。



↓人形ではありません。ぶらっくまのおっさんです。


土肥温泉は金山から湧き出したのが始まりといわれている。




いよいよ目的の巨大金塊のある黄金館へ。


これが12.5キロの金塊!手前の穴から手を入れる。少し大きめの羊羹みたいな大きさだが「動かすのでやっと」の感じ。ルパン三世のアニメなんか見てるとジャケットのポケットに金の延べ棒入れてるけど、実際に入れたらポケットなんて間違いなく破けます。


12.5キロの金塊 時価 2億1,300万円!



こちらが世界最大250キロの巨大金塊 時価 42億7,800万円!ベタベタ触ってきました!




砂金採り体験チケットは買いませんでしたが、様子見しました。狩野川・富士川・安倍川・大井川・天竜川とコーナー分けがしてありました。安倍川と富士川コーナーに人がいました。



巨大金塊見学後、純金モリモリソフトクリームをいただきました。

普通のソフトは500円、純金ソフトは600円(金粉がパラパラ)、純金モリモリは1,000円(金がシートでペッタリ)

巨大金塊を見学、ペタペタ触れたせいかテンション上がる⤴もちろん純金モリモリソフトクリームを注文。





テンション⤴上がったついでに自分用の「金箔カステラ」と「金箔栗羊羹」を購入!


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